一般に、高齢者になると頑固で自己中心的になったり、心配性になったりするなど、性格が変わると思っている人が多い。
しかし、縦断的研究によって、実際には安定的な側面(狭義の性格特性や気質)と変化する側面(認知的な個人差変数)があり、高齢者特有の人格特徴があるわけではなく、中年期から高齢期において本質的には変わらないことがわかっている。
加齢に伴う性格特性の変化に影響する要因には、遺伝的要因やライフイベントのような環境的要因(結婚、家族の形成など)がある。